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老夫婦

60代、「この先一人」の不安。ワシの友人が婚活始めたぞ

ワシの友人が「婚活」を始めたらしいぞ

いやはや、驚いた話を聞いたぞ。
この間、ワシの古くからの友人(50代後半じゃ)と電話で話しとったら、「最近、婚活始めたんだ」なんて言うんじゃ。

ワシは思わず「えっ、今からか!?」と聞き返してしまった。ワシらの世代にとって「婚活」なんて、どうも若い連中がやることで、気恥ずかしいイメージがあったからな。

「60’s Happy Life」なんてサイトをやってるワシじゃが、正直、これからの人生で新しいパートナーを探すなんて、考えたこともなかったんじゃ。

「この先、ずっと一人」を考えると…

なんでまた急に、とワシが聞くと、友人は真面目な声でこう言っとった。

「仕事ももうすぐ定年だろ?子供もとっくに独立した。元気なうちはいいけど、ふと『この先20年、30年、ずっと一人か』と思うと、急に心細くなってな」

その気持ち、ワシも痛いほど分かるんじゃ。
以前、このブログで「60代の部屋探し」の話も書いたが、あの時も「孤独死」なんて言葉が頭をよぎった。

「趣味の友達はいても、毎日会えるわけじゃない。旅行から帰ってきて、真っ暗な家に『ただいま』って言うのも、もう寂しくてな」

確かに、ハッピーライフのためには「健康」や「趣味」も大事じゃが、やっぱり「日常を共有できる相棒」がいるかどうかは、大問題なんじゃな。

「でも、どうやって?」ワシが心配した「安全性」のこと

「なるほどなぁ」と感心しつつも、ワシは心配になって聞いたんじゃ。
「しかし、どうやって探すんだ?今流行りの『マッチングアプリ』とかは、ワシらの世代には危なくないか?」と。

最近は、シニアを狙った詐欺の話もよく聞く。身元も分からん相手とネットで会うなんて、リスクが高すぎるじゃろう。

すると友人は、「だからよ。だからワシは『結婚相談所』にしたんだ」と、きっぱり言ったんじゃ。

ワシも「ほぅ、相談所か」と、少し古い「お見合い」のイメージが浮かんだが、友人が選んだ理由は、実にワシら世代に合っとると思ったぞ。

1. なにより「安心」が第一じゃ

これが一番じゃな。入会するときに「独身証明書」だの「身分証明書」だの、公的な書類を必ず出す決まりらしい。つまり、「身元が確実で、絶対に独身」ということが保証されとる。これなら、騙される心配はまずないな。

2. 「本気」の同世代しかいない

それなりの費用と、面倒な書類手続きをして入会するわけじゃから、「遊び」や「冷やかし」の人間は一人もいないそうじゃ。「これからの人生のパートナー」を真剣に探している、同じ目的の同世代とだけ出会える。これは効率的じゃ。

3. 「プロ」が助けてくれる

「最後にデートしたのは何十年前かな(笑)」なんていうワシらにとって、どう振る舞っていいか分からん。じゃが、相談所には「仲人さん」や「カウンセラーさん」がいて、お相手の紹介からお見合いの調整、断りの連絡まで、全部サポートしてくれるらしい。一人で悩まんで良いのは、本当に心強いと思ったぞ。

東京には「50代・60代専門」があるんじゃな

友人が活動しとるのは「東京」なんじゃが、やっぱり人が多い分、同世代の会員さんも多いらしい。

ただ、友人が強調しとったのは、「大手なら良いってもんでもない」ということじゃった。
大手の相談所は、どうしても会員の中心が30代、40代。ワシら60代の「子供のこと」「健康のこと」「この先のお金のこと」といった複雑な事情は、なかなか理解してもらえんかもしれん、と。

だから、友人が選んだのは、最初から「50代・60代専門」を掲げとる相談所だったそうじゃ。

ワシも「へぇ~」と思って、気になって少し調べてみたんじゃ。そしたら、本当に50代からのセカンドライフ支援に特化している東京の相談所のような場所が、ちゃんとあるんじゃな。こういう所なら、ワシらと同世代のカウンセラーさんが、入籍にこだわらない「事実婚」の希望だとか、デリケートな悩みにも親身になって乗ってくれるみたいじゃ。

まとめ:ワシも「相棒」の大切さを、改めて考えさせられたぞ

友人の、とても前向きで、ハツラツとした声を聞いて、ワシも「パートナー探し」へのイメージが、ガラリと変わったぞ。

「もう60代だから」と諦めるんじゃなく、「60代だからこそ」安全で、賢明な方法を選ぶ。

健康維持や趣味も大切じゃが、それらを一緒に「楽しいな!」と笑い合える「相棒」がいたら、これからの「ハッピーライフ」は、もっともっと豊かになるんじゃな、と 。

ワシも、まずは夫との時間を、もっと大事にせんといかんな(笑)。
皆も、ご自身の「これからの幸せ」について、一度考えてみてはどうじゃろうか。